久しぶりの女子会🍹
今から5年前のこと。
コロナの流行が落ち着き、外出自粛も緩和されたので親友と会う約束をした。
会ってひたすらしゃべり続けるだけなのにワクワクが止まらない😉
沖縄のゴールデンウィーク(以下:GW)と言えば梅雨真っただ中。
そしてGW前後の沖縄の天候はあなどれない。
昨日はあんなに土砂降りだったのに今日のこの日差しは何なんだ😥⁉
そう思う日が多い。
それが沖縄の梅雨だ。
久しぶりに会う親友は相変わらずスタイルが良くておしゃれだった。
とても3人の子持ちとは思えないほど若々しい。
自分だけ年を取り老けてしまったのかと思うほど彼女はキラキラしていた。
互いに近況を報告し合い、抱えている悩みやこれからの予定など話題は尽きなかった。
あっという間に時は過ぎ、女子会終了の時間を迎えた。
名残惜しいが続きは次の楽しみにとっておこうと笑顔で解散し、それぞれの車に乗り込んだ。

家路をたどること30分。
フロントガラスを大粒の雨が叩き始めた。
にわか雨であれと願っていたが叶わず、土砂降りとなってしまった。
視界が悪くなり、運転もより慎重になる。
家まであと1時間以上かかるのに・・・😥
高速道路を使えば少し早めに到着するが、土砂降りの中を時速80kmで走行する自信がない。
多少時間はかかるが安全を第一に考えて一般道路を利用して帰ることにした。
2021年5月10日の出来事⛈️
土砂降りの中を運転し続け、ようやく自宅のある市内に入った。
見慣れた景色に緊張がほぐれる。
市内でも比較的のどかな地域に自宅があり、通勤の定番コースである馴染みの十字路を通過すれば交通量がかなり落ち着く。
しかしその日は、十字路を前になぜか渋滞が起きていた。
どうやら青信号1回につき通過する車が2、3台にとどまっているために渋滞が発生しているようだ。
迂回するルートがないため、仕方なく渋滞を受け入れ、ようやく十字路から4番目までたどり着いた。
しかしどうも様子がおかしい。
先頭の車の停止位置が白線よりもだいぶ後方なのだ。
不思議に思っていると青信号が灯り、ようやく渋滞から脱出できると思いきや!
なぜか先頭の車が発車しない。
このままだと再び信号が赤に変わってしまう。
歩行者専用信号が青点滅を始めてようやく先頭の車が動き出した。
その後ろを慌てて2台目が通過。
同じように3台目も追うが、ほぼ信号無視状態で通過していった。
・・・。
先頭の車が通過した時点で私は青信号に間に合わないと悟り、進むことを諦めた。
急に前がガラ空きになり、視界が開ける。
そして私は『渋滞の真相』を知る。
渋滞の真相🔍
前方を見ると、停止線近くに黒くて小さい『何か』がある。
布かゴミの類が落ちているのかと思い目を凝らして見ると、それは道路のど真ん中でうずくまる子猫だった。
刹那、いろいろなことが頭を巡った。
みんな(十字路を通過した全ての車)、この子猫をまたいで行ったの?
ってか、本当に猫?⁇
そもそも生きてる⁇⁇
このまま私も(車で)またぐしかない?
でももしこのコが動いたら・・・😱
私も先の車と同じように停止線よりも後方で止まり、動くことができなかった。
そうこうしているうちに歩行者信号が点滅を始めた。
もうすぐ車両用信号が青に変わる。
慌てて車を路側帯まで寄せて停め、後続車に手を振って止まってもらった。
たまたま車に乗せていたカーディガンを取り、ゆっくりと子猫に近づく。
子猫はこれでもかというほど小さく丸くなり、私をじっと見つめた。
警戒して反対車線に飛び出したらどうしよう😱
一歩ずつじりじりと子猫に近づく間、そのことばかりが頭をよぎる。
良かれと思って出た行動が最悪の状態を招いてしまうことも十分に考えらた。
近づくにつれて動き出すようなら無理に近づくのはやめよう。
そう思ったのだが・・・
子猫は一歩も動くことなく猫掴みされた。
素早くカーディガンに包み、待機してくれた後続車におじぎをして車に乗り込んだ。
大胆な行動に心臓が激しく鼓動していたがすぐに途方に暮れた。
無事に保護できたのは良かったが、その先を考えていなかったのだ😑
保護した十字路から自宅まで急いでも10分はかかる。
ダンボールのような箱を持ち合わせていなかったため、カーディガン包みのまま左腕に抱え、片手運転で家路を急いだ。

片手運転が危ないことは十分理解した上で、やむを得ず実行しました
tough cat💪
子猫は走行中に暴れることもなくおとなしくしていた。
あまりにも動かないので「まさか⁉」と心配になったくらいだ。
自宅駐車場についてすぐに様子を確認すると、驚いたことに子猫はスヤスヤと寝息を立てていた。
この状況で寝るなんてタフな子猫だなぁ😮
保護環境を整えるべく、折り畳み式のケージをセットし、周りを段ボールで囲んだ。
ペットボトルにお湯を入れ、靴下を被せて湯たんぽを作りケージ内を温める。
子猫の濡れた体を拭いてからケージレストし、元気・食欲があるかどうかを確認するためにドライフードとウェットフードを入れてみた。
どのくらいの時間、あの交差点でうずくまっていたのだろう😥
元気も食欲もないなら、すぐ病院に連れて行かなくちゃ🚙
よほどお腹が空いていたのか、すぐに食いつきあっという間に完食した。
とてもおいしかったのだろう。
カラになった食器と私を交互に見つめておかわりを要求してきた。
これなら病院は明日でも大丈夫だろうと胸をなでおろした。
その日はケージレストのまま過ごしてもらい、翌日に愛犬・愛猫たちのかかりつけ獣医で診察を受けた。
保護から間もないのだからさすがにおびえるだろうと思っていたら・・・
獣医師の手にスリスリするわお尻トントンでしゃちほこポーズするわで診察室は一気にほっこりムードになった。
👨⚕️こんなになつっこいなら、えにしと仲良くなれそうだねwww
獣医師の言葉にドキっとする😶
実は、保護したのは良いが自宅に迎え入れて良いものかどうか悩んでいた。
飼育スペースや金銭的な面はクリアではあったが即断できずにいた。
それはなぜか?

物怖じしない子猫🐈⬛
2020年の年末に私は愛猫ほおづきを虹の橋へと見送った。
ほおづきの死後、私はえにしへの執着が激しくなり、すべてにおいて『えにしファースト』とになっていた。
えにしには天寿を全うしてほしい。
たとえ糖尿病でも、胆道疾患を患っていても、病気起因ではない自然の寿命を迎えてほしいと切に願うようになった。
そのためには私がしっかりと健康管理をしてあげなくてはならないと息巻いていた。
新たに子猫を迎え入れることで、えにしにストレスをかけてしまうかもしれない。
ストレスが引き金で持病を悪化させてしまうかもしれない
そもそも、えにしが子猫を受け入れないかもしれない。
正直な気持ち、子猫はとても可愛い。
家猫として迎え入れたい気持ちは十分にあるが、優先すべきはえにしだと思っている。
そのことを正直に獣医師に相談した。
👨⚕️案外、えにしは良いお姉ちゃんになりそうだよ👍
獣医師はそう言ってくれたが、不安は消えず、なかなか決断できなかった。
そこで、職場の上司と社長に相談し、しばらくの間は事務所で面倒を見させてもらうことにした。
事務所のデッキに温と暖が子猫のときに使用していたペットサークルを組み立て、そこを子猫の保護ハウスとした。※2023年に子猫を保護した際に保護ハウスを設置した場所です
それから数日が経過。
時折り雨は降るものの気温はさほど下がらず、晴れた日は25度を軽く超えた。
このまま半屋内デッキで子猫を世話するには不安が残る。
事務所内への移動を願い出ようと思っていたところ、上司のほうから移動の提案があった。
お言葉に甘えて事務所内に引っ越すことにしたが、いきなり温や暖と同じケージに入れるわけにはいかない。
かといって、生後2か月くらいの、保護したばかりの子猫を室内で自由にさせるのも危ない。
そこで私のデスクの半分にペットサークルを乗せることにした。
デスクといっても横幅が2m近くあり、奥行きも1m弱ある作業台だ。
自分の作業をするには十分広く、半分を子猫に譲ったとしても何ら問題はなかった。
むしろ、常に側にいるので癒され放題🩷
逆に仕事がはかどったと言っても良いかもしれない🤭


その後も子猫は食べること、遊ぶこと、寝ることすべてにおいて物怖じしなかった。
愛猫たちにも興味津々でサークルの近くに寄ってくると遊んでほしくて柵にスリスリしまくる。
警備犬ふくにも全く動じなかった。
本当に野良猫なのかと思うほど愛犬・愛猫たちに馴染んでいった。
2回目の混合ワクチン接種を済ませるまではサークルから出さずに世話をした。
そもそも、警備犬や愛猫たちが寄ってくるので、今思えば無駄な配慮だったと思う😅
生まれ変わり🤔?
ほおづきを亡くしてから半年も経たないうちに目の前に現れた子猫に私の心は大いに揺れた。
えにしとの相性や環境の変化を懸念すると同時に、頭から離れなかったある思いがあった。
もしかしたらほおづきの生まれ変わりなのではないか
でも黒いから次元の生まれ変わりなのか
それともなりひらか
いや、さすがに5年も経過してるとそれはないか・・・💦
そんな独りよがりなことを考えていたが、子猫と共に過ごす時間が増えてくると自然と生まれ変わり説はフェードアウトしていった。
このコの命はこのコのもので、誰かの変わりではない。
でも私の前に現れたのは何かしらのご縁には違いない。
生まれ変わり説が消えると問題はえにしとの同居に絞られた。
えにしの生活環境を変えることへの不安から、譲渡先を探すことも一応は検討した。
だが、すでに情が湧いてしまっているので手放すことが出来なくなっていた。
そうなるともう覚悟を決めるしかない。
彼を家猫として迎えよう😌
ビッグキャットwww
とりあえず、去勢手術を済ませるまでは職場で世話をし、その後自宅に連れて帰ることを上司に告げた。
子猫をとてもかわいがってくれていた上司は少し寂し気な表情をしたが、すぐに「そうね」と笑顔を見せた。
家族になることが決まったのだから、いつまでも「ちびっこ」と呼ぶのもどうだろう。
何か良い名前はないかと思考を巡らせる。
えにしに「縁」と名付けたのをきっかけに、私は漢字一文字の名前を考えるのがすきになった。
子猫の名前ももちろんこだわりの漢字一文字を探す。
しかも温・暖と並べて韻を踏もうと考えた。
すでに母音の『あ』と『お』は使っているのでこの2音は避けた。
同じ母音を使うと呼ぶときに聞き間違えるし、言い間違えやすい。
残りの3音で響きの良かったのが『げん』だった。
そこで『げん』と読む漢字を探し、『現』にたどり着く。
自分の中でほぼ確定ではあったが、一応は漢字の由来を調べた。
①あらわれる⇒今まで姿が見えなかったものが姿をみせる
②あらわす⇒姿を見せる
③今⇒現在、現状
漢字の由来が子猫を保護した日とリンクする。
この漢字以外に候補は全く思い浮かばなかった。


保護から8日目の5月17日。
私は子猫に『現』という名前をプレゼントした。
土砂降りの雨の中、十字路に現れた黒くて小さな子猫は、その日から「げん」と呼ばれた。
あれから5年の月日が経ち、現は体重6kg超えのビッグキャットに成長した。
すっかり大人になった体には小さくやせっぽっちだった面影はみじんもないw
だが顔はやはり、あの頃の鼻たれ小僧の面影はあるような気がする。

ちなみに3歳記念の記事にも書いたが・・・
現は去勢手術を終えるまでは職場で過ごし、以降は自宅組に所属する予定だったがそれは叶わなかった。
というよりも断念したと言う方が正しいかもしれない。
保護当初から接してきたのは職場組の愛犬・愛猫たちであり、とりわけ温と暖にすごく懐いた。
3頭が仲良く並ぶ姿を見ていると彼らから引き離してしまうのは人間の勝手と思い、そのまま職場組に所属させることにした。
あれから5年も経過するとさすがにもう自宅組に所属させるのは難しいが、それでもたまに考えてしまう。
えにしと現、仲良くなれるかな・・・🤔
さすがに諦めが悪いかwww



















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