本記事は 〇〇してみた😊:『虹の橋』を自分で訳してみた①再読のきっかけはあのコの悲報 の続きです。先にそちらを読んでから本記事を読んでいただけるとよりスムーズに読めると思います。
思いついてしまった・・・😅
手元に詩がないので、インターネットで検索してみた。
過去に私が読んだ『虹の橋』の詩は日本語訳されていたものだった。
『虹の橋』には2章、3章もあるようだが、どうやら作者は違うらしい。
私が知っている詩はおそらく「1章」と呼ばれているものだろう。
作者不明※と言われていた英文の詩を訳したものだ。
そこで、突拍子もないことを思いつく(思いついてしまった😅)
英語で書かれた「原文」を自分で訳してみよう、と。
いろんなサイトが訳詩を掲載している中、英語で書かれた原文を見つけた。
詩自体はそんなに長いものではない。
もちろん、すでに日本語訳があるので自分で訳するなんて作業は全く無駄なのだが・・・
でも「やってみたい」と思っちゃったからしょうがない😅
プロの翻訳家ではないのでキレイな日本語の詩にすることはできないかもしれない。
それでも、作者の気持ちを私自身の感性と言葉で解釈したいと思った。
あくまで自己満足のための試みであることをご理解いただきたい。
※作者について
『虹の橋』は作者不明とされていたが、最近になり作者がスコットランド在住の女性、エドナ・クライン=リーキー氏であると判明した。
『虹の橋』の原文
『虹の橋』の原文を りんぽぽ&しゃおらんさんの Somali+ism【ソマリズム】からコピーさせていただきました。猫種ソマリの魅力があふれる素敵なサイトで、猫知識や病気についてなど読み応えたっぷりの記事がたくさん掲載されています。私は一瞬でファンになりました。
気になる方はぜひサイトに訪問してソマリの魅力に触れてみてください🥰

『虹の橋』原文の翻訳にチャレンジ📖
虹の橋
天国のすぐそばに虹の橋という場所がある。
大切なペットが亡くなると、彼らは虹の橋へと旅立つ。
そこにはみんなで遊んだり走ったりできる丘や草原が広がっている。
食べ物も水も豊富にあり、太陽の光もたっぷり注いでいる。
とても暖かく、彼らにとって快適な場所だ。
病気をしていたコも年老いたコも健康と活力を取り戻している。
ケガをしたコも体が不自由なコも丈夫な身体を取り戻している。
そう、私たちの記憶の中や夢で見たあの日々の彼らのように。
彼らは幸せに満ち足りた日々を送っている。
ただひとつ、あることを除けば・・・。
それは、彼らが残してきた、特別な誰かさんのこと。
恋しくてたまらない誰かさんのことだ。
誰かさんだけが足りないのだ。
みんなで遊び、駆けまわる日々。
だが、その日は突然おとずれた。
あるコがふと立ち止まり、遠くを見つめる。
彼の瞳がキラキラと輝く。
喜びに身体を小刻みに震わす。
突然、彼はみんなの元から離れ、草原の中を飛ぶように駆けていく。
速く、速く、もっと速くと。
彼はあなたを見つけたのだ。
あなたとあなたの大切なペットはついに出会えたのだ。
再会の喜びに固く抱き合う。
もう二度と離れまいと。
歓喜のキスがあなたの顔に降り注ぐ。
愛しい彼の頭を優しくなでるあなた。
そして今一度、彼の瞳を見つめる。
信じて疑わない彼のまっすぐな瞳、
しばらくの間、見ることのなかったその瞳、
でも決して忘れることのなかったその瞳を。
そしてあなたたちは共に虹の橋を渡っていく・・・
自画自賛と自己満足
辞書を片手に一文一文をゆっくり訳する作業は大変ではあったが、理解度が深まったことは確かだ。
訳がきちんとできているかどうかを確かめるため、りんぽぽ&しゃおらんさんの訳詩や他のサイトに掲載されている訳詩と比較してみた。
初心者にしては大きく意味がそれることもなく、一応は「読める訳詩」にはなっているのではないか・・・と思う。(安心しました😌)
もちろん、あちらのほうが何十倍も何百倍も素敵な訳詩ですけど😅
作者が詩の主人公(でいいのかな?) friend という単語を使っているせいか、訳詩のほとんどが「ともだち」と訳されている。
だが私は「ともだち」だとどうしてもしっくりこなくて、なかなか訳が進まなかった。
そこで私は friend を「ペット」と表現した。
本当は「家族」や「我が子」と訳したかったんだけど・・・
ちなみに先に紹介した【りんぽぽ&しゃおらんさん】は〇〇〇と訳しています。
ネタバレみたいになるので、本記事では内緒にしておきます😊
読み手の年齢が低い場合は「ともだち」や「きょうだい」がしっくりくるかもしれない。
また、作者は外国の方なのでペットを「ともだち」と表現することも納得がいく。
特に犬だとBuddyと呼んだりするものね。
だがすでに立派な(笑)大人の私にとって、ペットはもはや「我が子」同然の存在。
「ともだち」や「きょうだい」と表現するよりも、「我が子」のほうがしっくりくる。
多くの飼い主がペットを「我が子」とし、自分のことをパパやママと言っているのではないだろうか。(最近は「下僕」とか「しもべ」とかもあるか・・・🤔)
ただ「我が子」とすると、これまた感情が入り過ぎてしまい訳が進まなくなってしまった。
訳しながら想像がどんどん膨らんでしまい、勝手に色々と付け足してしまいそうになる。
friend の訳に葛藤し、悩んだ末に選んだ言葉が「ペット」だった。
読み応えのある翻訳をするには知識も情報も文章力もまだまだ乏しい初心者の私。
ここはやはり「ペット」と訳するほうが無難かな、と自己完結に至った😅
既存の訳詩ももちろん素敵なのだが、自分の言葉で訳していくことで詩の世界観をよりイメージしやすかった。
訳をし終えてから、今度は愛猫たちを思って読んでみた。
――― 言葉では表現するのが難しいほど美しく、あたたかく、光に包まれた場所
――― 痛みや苦しみのない、すべてが満たされた世界
――― そしてそこに架かる、幸せの象徴と言われる『虹』
もし『天国』という場所が本当に存在するならば、おそらくこんな風景が広がっているのだろう。
読み続けていくうちに、脳裏に浮かぶ虹の橋のたもとに愛猫たちの姿も見えてきた。
詩中のどのシーンを切り取っても在りし日の愛猫たちの元気な姿が浮かび、涙するも自然と笑みがこぼれた。
作者であるリーキーさんもきっと、幸せそうな愛犬を思い浮かべながら詩を綴り、涙に濡れた顔も次第に笑みへと変わっていっただろう。
初めての試みとしてはなかなかうまくいったのではないだろうか(見事なまでの自画自賛&自己満足🤭)



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