野良猫とさくら猫と家猫と
山あり、川ありのカントリー感あふれる我が家の周辺には『外猫』が多い。
なぜ『外猫』と表現したか？
我が家の周辺には外の世界を満喫している3タイプの猫がいる。
我が物顔で辺りをうろつく野良猫。
野性味溢れるその身体は余分な脂肪を蓄えておらず、顔つきも雄々しい。
一方で、TNR済のさくら猫（耳カット済）も堂々と歩きまわっている。
彼らが家猫なのか、野良猫なのかは不明だ。
確実にわかることは『不妊手術済』ということ。
そして・・・自由外出を楽しむ家猫もいる。
完全室内飼育が求められている昨今も、いまだ昭和の香りが漂う猫の飼い方をしている人が一定数はいるのだ😓
外を自由に歩きまわる猫たち。
首輪をしている猫もいれば、していない猫もいる。
犬とは違い、猫は登録の必要がないので鑑札を装着する義務はない。
ゆえに首輪をしていても鑑札はついていないし、名札がついているわけでもない。
それでも首輪をしていれば家猫だということはわかる。
では首輪をしていない猫たちは野良猫なのだろうか。
それとも首輪をしていないだけの家猫なのだろうか。
耳をカットされたさくら猫たちは誰かの飼い猫なのだろうか。
自宅周辺地域はもはやちょっとしたカオスだ。
日常的に野良猫さくら猫と家猫がうろついているのだ。
時折、オス猫同士の争うけたたましい声が響く。
恋の季節になればメス猫の悩ましい声も響く。
その声に人間でさえも頭を抱えることがあるのだから、同種であるしろみは心が落ち着かないんだろうね😥
外猫チェックからの威嚇口撃
窓辺に横たわり風を感じながらうたた寝する猫を見てるとこちらもほっこりする。
何をするわけでもなく、ただブラブラとパトロールする猫を見て
「パトロールか？それともただの散歩か😄？」
って思ったりもするのも愛猫家あるあるかもしれない。
2018年に私たちは現在の家に越してきた。
引っ越し当初のしろみのパトロールは愛猫家あるあるのような、ほっこりするものだった。
だが今のしろみのパトロールはそういう感じのものではない。
いつからだろう🤔
しろみは熱心に自宅パトロールをするようになった。
彼のパトロールのルーティンは自宅3か所からの外猫チェックだ。
手始めにリビングのカウンターから外をチェック。
移動して寝室の出窓から外をチェック。
そして自宅裏口の縁側から外をチェック。
近くでくつろいでる外猫を見つけようもんならすかさず威嚇する。
「シャーッ！」
しかも一言で終わらずに連発するもんだから、まるでマシンガン打ちっぱなしのよう😫
まーうーぅ！
にゃごにゃごにゃご！
んなーぁぁぁぁんーぅ！
シャーッ！シャーッ！
フーッ！
一体、なんて叫んで相手を威嚇しているのだろう😓？
なんだお前ー！
ココはボクんちだぞー！
ボクのテリトリーだぞ！
アッチ行けー！
フンッ！フンッ！
みたいなコトを叫んでいるのだろうか😅？
ビビりゆえの渾身の口撃も相手にされず
しろみは8歳の去勢済のオス猫。
「普通、去勢したら性格が大人しくなって縄張り争いなんてしないのでは？ 」
そう思っていたがどうやら一部例外もあるらしい😓
去勢手術のせいかどうかは定かではないが、しろみは確かに気性は荒くはない。
大人しいか？聞かれれば・・・う～ん、どうだろう🤔
『大人しい』というよりは『ビビり』なんだよなぁ💦
ビビり系も何種類かあって、『攻撃的ビビり』や『逃げビビり』『硬直ビビり』などバラエティーに富んでいる。
しろみはどちらかというと『逃げビビり』タイプ。
『ビビり』ネタでちょっと余談だけど・・・😉
しろみは『逃げビビり』だけど妹のくろみは『逆ギレ＋逃げビビり』の混合タイプ。
兄妹なのでしろみとは仲が良いくろみだが、えにしの姿を見ると一瞬ピキーンと固まる🙀
えにしがゆっくりと近づいていき、目と鼻の先の距離までに達すると
シャーッ！と切れて・・・逃げる😅
双方、決してケンカには発展しないが、しろくろコンビ（しろみ＆くろみ）はえにしのことが少し苦手なようだ。
えにしは基本的にビビりではないが、かといって攻撃的でもない。
えにしは実は寂しがりやでしろくろコンビと仲良くしたくて近づくが、あの兄妹はすたこらサッサと逃げる。
えにしがたぬき？に見えるから怖いのかな🤣？
それともえにしが年上だから萎縮してるのかな？
怖がられるよりは「年上だから萎縮」のほうが私としてはまだ気が楽かな。
『怖い』って思われてたらえにしが不憫だもの。😥
ただ、猫の社会に『目上』とか『年上』って概念はあるのかなぁ
ていうか、年上って言っても11歳でしろくろコンビとは3つしか違わないんだけどね。
でも猫の3歳差は大きいか💦
オス同士の多頭飼育は難しいという話も聞くが、我が家は一応はうまくいっていたと思う。
ほおづき※も去勢オスだったけど、しろみに対して威嚇することはなかった。
どちらかというとえにしと同じで、仲良くしたくて近づくタイプだった。
ただ、ほおづきはかなりの気分屋で、たまに無性にグルーミングしたくなるとパーソナルスペースを突破して近づくので、それにビビってしろくろコンビは逃げていた。
逆に言えば、パーソナルスペースのような一定の距離を保てば、ある程度近くにいても平気だったのだ。
オス猫同士ではあるけど、ケンカすることはなかったし威嚇し合うこともなかった。
ただ単に、互いにじゃれ合うことがなかっただけ。
きっと今のえにしとの関係性もほおづきのときと同じような感じなのかもね。
※ほおづき＝虹の橋在住の愛猫、下に関連記事のリンクを貼っています
なぜしろみは外猫たちに激しく威嚇するのだろう🤔？
思いあたるのはやはり縄張りの主張かな・・・と。
ほおづきのことは『家族』として認めていた。
だから威嚇する必要もないし、争うこともなかった。
外猫たちは『家族』じゃないから、自分の縄張りが危ないと警戒しの威嚇なのかもしれない。
少し過剰気味だけどね😓
ただ、悲しいかな。
渾身の威嚇も相手に全く響かず😑
はっきり言って、外猫たちに全く相手にされていない💦
いくらしろみが「シャーシャー」言ってもみんな「ん～🥱」みたいな感じ。
しろみに唸られてその場から移動する猫もいるけれど、逃げるというよりも
「あ～うるせ～な～😩」みたいな雰囲気を醸し出している。
まぁ。
相手を敷地から追い出すことはできているので一応は縄張り保守はできているのかな😓
しろみが思っているよりも外猫たちのほうが我が家を『しろみのテリトリー』として認識しているのかもしれない。
だから彼らもしろみに威嚇も攻撃もしてこない。
何だか気を遣わせてしまって申し訳ないね😅
ストレスケアをしてあげなきゃね
しろみがパトロールをし始めた頃、私は一生懸命に威嚇する姿を見て少し面白がっていた。
だが最近は威嚇し始めたら窓を少し閉めるか、あるいは気を紛らわせるために撫でたりブラッシングしたりしている。
怒りや不安って結構ストレスになる。
それは人間だろうと猫だろうと同じだと思う。
毎日自宅パトロールに勤しむしろみにとって、外猫に唸り続けるのは結構なストレスになっているはず。
かといってパトロールをやめさせるのは違うと思うし・・・🤔
ただでさえ結構なわがままボディーなのに、パトロールをやめさせてしまうと運動不足になってしまう😓
それにやめさせることで逆にストレスになる気もした。
なので「シャーシャー」と威嚇していなければそのままパトロールはさせている。
それでも、何かしらのストレスケアはしてあげたほうが良いことは間違いない。
犬や猫のストレスについては前から気になってはいた。
調べなきゃな～って思いつつも、仕事だ何だと理由をつけて先延ばしにしていた。
でももうこれ以上は先延ばしはできないな。
ストレスって難しい😖
人間だと趣味を楽しんだり、音楽を聴いたり、友達としゃべったりと解消法があるけど。
犬や猫のストレス解消法はどうしたらいいのだろう？
ここいらで本腰入れてじっくりと調べなきゃならないね🧐
実は・・・
我が家には解決しなくてはならない重大な問題がある。
しろみのストレスケアのためではあるが、私のためでもある。
猫と人間が心地よく共生していくためにもぜひ解決しなくてはならない。
実は、しろみは外猫に威嚇の唸りをする以外にも縄張り主張をする行為がある。
そう、スプレー行動です😱
しろみってば！
去勢手術を済ませたのに尿スプレーするんです😣
スプレー行動 → 清拭 → 消臭
この繰り返しは私にとってもストレスだ。
スプレー直後に清拭と消臭ができればいいが、毎度タイミングよくスプレーするわけでもない。
清拭と消臭までに時間が経ってしまえばニオイは取れにくくなる。
もしスプレー場所がわからなければ消臭できずに家中にニオイが漂うことになる。
この問題が解決できないと、今後誰も自宅に招くことができなくなってしまう。
それだけ、猫の尿臭はキツイのだ。
しろみのスプレー行動については定期的にかかりつけの獣医師に相談し、解決できるように動いている。
ただ、獣医師に問題を丸投げしっぱなしは「飼い主としてどうよ⁉」って思うので、私は私でできることをしなくてはならない。
とはいえ、できることは「調べる」しかないのだけれど😅
スプレー行動を含む、ストレスケアについてインターネットで検索したり、専門家の書籍などを読み込んでいこうと思う。
そこで得た情報や知識をかかりつけの獣医師に相談しながら、問題が解決するように尽力しよう。
パトロール後のお昼寝で良い夢が見られるように。
なるべく早くそうなるように。
飼い主、いっちょ頑張ります😉
追記：現在、スプレー行動については獣医師から勧められたサプリメントを服用しています。
服用してまだ数か月なので、服用後の様子や効果の有無等はもうしばらく経ってから報告したいと思います。
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