末っ子だもんね
2009年6月生まれのなりひらは3兄弟の末っ子だ。
いつも兄猫たちにくっついていた甘えん坊のなりひら。
去勢手術を済ませてからは、以前にも増して甘えん坊になったのを覚えている。
それは私に対してだけではなく、兄猫たちに対してもそうだった。
次元は来るもの拒まず、去るもの追わずの性格なので、寄り掛かられても特に気にしない。
「ご自由にど~ぞ~」と寝そべる。
ほおづきも基本的には優しい性格ではあるが、あまりしつこいとシャーッと一喝することがあった。
自分も超甘えん坊のくせに、しつこくされるのは好まないらしい😏
それでも、寄り添われるとついついグルーミングしてあげていた。
当のなりひらは、甘えるだけ甘えて自分は何もしない🤭
グルーミングしてもらえるのが当たり前だと思っているような感じだった。
おそらく「だってボク、末っ子だもん」と言って、グルーミングをおねだりしていたのだろう。
しれっと傍に座って顔を近づけるので、次元もほおづきも自然にペロペロと撫でてあげていた。
なりひら、なかなかの策士かもしれない🤔w


お座りマップ?
思えば、なりひらは『ぼっち』でいることは少なかった気がする。
いつも次元かほおづきにくっついていた。
どちらかと言うと・・・次元にくっついていたかな😊
ベッドでも
クッションでも
フロアでも
ひとりポツンとしていることは少なかった。


当時の写真を眺め、「私のこともベッド代わりにしてたなぁ」と思いにふける。
おそらく、彼らは私の体に「お触りマップ」ならぬ「お座りマップ」を描いていたと思う。
言葉で説明するのも何なので、最近ハマっている自作イラストにしてみた。

うつ伏せで読書やパソコンをいじっていると、腕や足が『猫ホイホイ(猫転送装置)』のような形状になる。
そこはもっぱら次元とほおづきが占領していた。
私としては、「なりひらもどちらかと一緒に座ればいいのに」と楽天的に考えていたが、猫の社会はそう簡単なものではないのだろう。
特にほおづきは猫ホイホイの中にいるときは絶対にその場所を譲らない。
なりひらが何度か一緒に寝ようとしてシャーっと怒られていた。
次元はほおづきのように怒らないと思うが、ほおづきの一喝がよほど怖かったのだろう。
以降、猫ホイホイ使用中の兄猫たちには極力近づこうとしなかった。
だが、両足をホイホイにせずまっすぐに伸ばしているときは率先して乗ってくる。
次元はそこになりひらが居ようが関係なく乗ってくる。
だからといって次元に対してテリトリーのアピールをすることもなく、2頭仲良く並んで座るのだが・・・
なりひらに加えて次元も乗ると、30分経過する頃から足がしびれてしまう。
2頭分の重さに私の足が耐え切れなくなり、思わずパカっと開くとそこは猫ホイホイになってしまう。
すると次元がそこへ滑り込んでしまい、なりひらの場所がなくなってしまうのだ。
それでも誰かにくっついていたいなりひらは、わき腹あたりで丸くなるのだ。
解決できない後悔
なりひら本猫は実は何とも思ってないのかもしれないが😅
度々、場所を追われる彼を私はかわいそうに思っていた。
ある日のこと。
フロアで仰向けに寝転んで読書していた私の脇に、なりひらが潜り込むように身を寄せた。
次元とほおづきはベッドで寝転んでいる。
2頭が近くにいないのならと、試しになりひらを胸の上に乗せてみた。
するとえらく気に入ったようで、箱座りを決めて動かなくなった。
その姿が愛おしくて、頬をプニプニしたり、組んだ前肢の間に指を入れたりとちょっかいをだしまくったが全く動かない。
それからは胸上がなりひらの指定席になった。
ただ・・・orz
仰向けで何かをする頻度が少ないため、乗ったら最後と言わんばかりに、なかなか降りてくれなかった。
時が経つにつれてなりひらは兄猫たちよりも身体が大きくなり、長時間の胸上でのお座りに私が耐えきれなくなっていた😣
今思えば、胸ではなくお腹に乗るように習慣化しておけばよかったと後悔している。
お腹なら呼吸も苦しくならないし、長時間でも思う存分乗せてあげられただろう。
そうしていたらもっとたくさん、楽しい時間を共有できたかもしれない。
永久に解決しない後悔を抱えることとなった。


今年はコレにしたよ
今年の命日もなりひらの好きそうなものを見つけた。
絶対、好きだと思う❤️
そもそも、彼は好き嫌いがない👍
ドライフードであろうとウェットフードであろうと何でもよく食べる。
おやつも大好きだった。
当時は今ほどちゅーるがメジャーではなかったので(沖縄だけかな💦)、おやつはもっぱらジャーキー系だった。
だが猫用のジャーキーは種類が豊富ではなかったので、与える頻度は明らかに少なかった。
あれから9年の月日が経ち、ペットブームに便乗するかのように猫の嗜好品も非常に豊富になった。
本命日と月命日にお供えするものはとびっきりおいしいもの(おいしそうなもの?)にすると決めている。
傍からみると「何してんだ、コイツ😒」と思われるかもしれないが・・・
私はこれからもお供えをやめるつもりはない。
今を生きる愛猫たちのおやつ選びも楽しいが、虹の橋在住の愛猫たちのものを選ぶのも楽しい。
実際に食べているところを見ることができないのは非常に残念だが、おいしそうに食べているであろう姿を思い描く時間は、彼らが私を幸せにしてくれる時間でもある。
私はその『時間』をこれからも大切にしていきたい。

はい、今年もどうぞ🎁
次元とほおづきにもおすそ分けしてね💝


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読んでくれたら嬉しいナ🩵
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