この月の写真が少ないのは・・・
次元との思い出を記すため、次元専用の画像フォルダを開く。
前回が2007年9月だったので今回は10月だ。
あれ???
いつもより写真が少なくない?
ガラケーからスマホに変更する前に内部データは全部USBに移したはず。
移したデータを消した記憶はない。
まさかガラケー時代に消した?
当時の私はいつでも次元ファースト。
どんなにブレていようが、見切れていようが、確実にデータは残しているはずだ。
ということは・・・
元から2007年10月は撮影が少ないということだ😣
次元は5月生まれなので当時は5か月齢。
すべてがかわいくてたまらない月齢に撮影していないのはなぜだ?
後ろ向きに歩くように、ゆっくりと記憶をたどっていく。
あっ‼
多分、アレだ!


確かこのとき・・・理由その①
生後4か月齢で私の家族になった次元。
ワクチンやノミ予防は済ませたが、お腹の虫の薬はまだ投薬していなかった。
獣医師に、頃合いを見て予防したほうがいいとおすすめされていた。
そろそろかなぁ?
そう思っていたある日の夜、次元が急にえずき出した。
ケコケコと聞きなれない音(声?)が室内に響く。
食べすぎ?
もしかして毛玉?
それとも・・・
何か吐くようなものを食べた😱?
「気持ち悪いなら早く吐いてしまいなさい」
「すっきりするから早く吐いて」
呼吸が苦しそうという感じはなく、『吐く』仕草であることは見ていてわかった。
ヒトなら背中をさすってあげるのだが、猫にそれをするわけにもいかず。
何もしてあげられないのはもどかしいが、余計なことをすれば吐物を誤嚥させてしまうかもしれない。
吐いたものによっては夜間診療をしている病院へ連れていく必要がある。
その判断は次元が吐き終わるまで待つことにした。
ケコッ!
ケコッ!
んけぇーッ!
すごい声😵
無事に吐いてすっきりした次元の顔を見て私も一安心。
吐物を確認するために近づいた。
そこにあったのは消化したフードが少々と・・・
うにょ~ん~~~
!!😱!!
白いヒモが踊っていた💦
そう、『猫回虫』だ。
どう処理していいものかわからず、とりあえず密閉容器に確保し、翌日動物病院で処分してもらった。
消化管駆虫薬を処方してもらい、無事に駆虫完了。
それからはきちんと定期駆虫を心掛けた。
当時の私は、あの衝撃の一夜を写真に残す余裕がなかった。
あれから十数年経過した今なら、私もだいぶ肝が据わったので動ずることなくしっかりと撮影するだろう。
あの一夜の写真、あるいは動画があったら、この記事ももっと面白く読めるかもしれない。
そう思うとちょっと残念😓


まだあるのよ💦 理由その②
実は2007年10月はもうひとつ、写真に残していない出来事があった。
猫回虫騒動からしばらくして、新たな騒動が起こったのだ。
ある日の夜のこと(日中は仕事中なので気づくのは夜なんだよね💦)
やたらと後ろ足だけをグルーミングする次元。
同じところばかりを舐めるので気になって見てみると、後ろ足のかかとあたりがはげて赤くなっていた。
翌日、動物病院で診察してもらうと・・・
真菌症でした💦
幸い、軽症なので抗真菌成分配合のシャンプーで様子を見ることになった。
犬をシャンプーしたことは過去にあるが、猫は未経験だった。
猫にシャンプー😵😵😵
うまくできるかどうか、不安しかない。
きっと暴れるに違いない。
でもシャンプーしないと痒みも治まらないし、ハゲも治らない。
何よりも、全身に広がってしまったらもっと大変なことになる。
「次元のために頑張ろう💪」
帰宅後、私も次元も落ち着いてから浴室へと向かう。
築年数のあるアパートのユニットバス。
洗面台がもう少し大きかったらそこでシャンプーできたのに😓
仕方なくバスタブを利用することにした。
なるべく怖がらないように時間をかけてシャンプーしたのを今でも鮮明に覚えている。
シャンプーはうまくいったけど、そのあとのドライヤーが大変だった😅
音が怖くてたまらない次元が部屋中を駆け回った。
当然、水しぶきが壁や家電に降りかかる。
「明日、音が静かなドライヤー買おう・・・」なんて、ひとりでボヤいていたなぁ🤭
シャンプー開始から数日間、毎日次元と頑張った。
その甲斐あって、1週間くらいで症状が治まったと記憶している。
異変に気付き、早めに診察を受けたのがよかったのだろう。
おかげで症状が全身に及ぶことなく、痒みや脱毛などの症状は足1本で済んだ。
足1本といっても結局は下半身をシャンプーすることになるのだが😓
それでも「全身じゃなくてよかった」と心から思う。
下半身だけでも22時くらいまでかかってたから(帰宅が20時なのでね)
全身シャンプーなんて、今考えただけでも脂汗が出てくる😱
私と次元にとってはそのくらい大変なシャンプー期間だった。
シャンプー後はそろってベッドでゴロゴロして、そのまま寝落ちしていた日々が今となってはいい思い出だ😊


本当にそれでいいの?
猫回虫と真菌症。
この2つの出来事でその月はてんやわんやだったのを思い出した。
ゆっくり落ち着いて撮影する余裕は時間的にも体力的にもなかった。
2007年10月の写真が少ないのはおそらくそれが理由だろう。
それにしても、十数年前の出来事をよく覚えているなと、自分で自分に感心する🤭
だからこそ余計に、当時の写真が残っていないのはちょっと悔しいかも💦
ひとり暮らしなのでシャンプーも撮影も同時にはできなかった。
思えば、同じような状況は次元だけではなく、他のペットたちにも多々ある。
例えば、ほおづきの自宅点滴中やきゅうの強制給餌の様子などがそう。
どれも写真や動画の撮影をしていない。
一番身近なことで言えば、縁のインスリン注射をしている写真もない。
毎日、しかも朝夕と2回もしているのに全く撮影したことがないのだ。
今後、他のペットたちの記事を書くときにも悔しい思いをするかもなぁ・・・
でも、ひとりだから仕方ないか😓
だって、手は2本しかないし😣
しかも「動かないで」って言っても動くし😑
・・・本当にそれでいいの?
『ひとり』を理由に『仕方がない』あるいは『これで良し』として、この先も写真や動画に残さなくても、私はそれでいいのだろうか。
自分の胸に聞いてみた。
写真を残す理由
何のために写真や動画を残したいのか。
それは間違いなく、私自身のためだ。
もちろん、成長記録として残すことも理由のひとつだが、一番の理由は愛犬・愛猫たちと過ごした日々を忘れないためだ。
日々、脳には新しいことが記録されていく。
覚えていたはずの小さな出来事も、時間経過とともに記憶の隅へと追いやられていく。
もしかしたら本当に忘れてしまうかもしれない。
「あの日、〇〇はどうしてたっけ🤔?」
「ふふ、こんなこともあったね🤭」
遠い記憶を引き寄せる、あるいは脳裏によみがえらせる最強のアイテムが写真や動画だ。
現に今、私は次元やほおづき、なりひらたちの過去の写真に思いを馳せているではないか。
猫回虫騒動や真菌症治療の写真を残せなかったことは確かに残念だ。
でも今回の「前回よりも写真が少ない、なぜだ」の理由を思い出すことができたのは、その月の前後の写真が多かったという事実があるからだ。
間接的だが、やはり写真が記憶を引き寄せたと言えるのではないだろうか。
前述したように、おそらく今後、記事を書いていく上で今回のように写真や動画がないことを嘆くことがあるだろう。
でもそれを今更悔やんでも過去には戻れない。
大切なのはこれから先のこと。
これから先、どうするかを考えるべきだ。
ひとりだから残せない?
本当にそうか・・・?
いや、そうじゃない。
ひとりでも撮影できる方法を探せばいい。
2007年よりもいろんな情報が溢れる時代になった。
探せばきっと、ひとりでも撮影できる方法があるはず。
ひとりだからピントが合わないかもしれない。
手ブレ画像になるかもしれない。
それでもいいじゃないか😌
そこに写っているのは間違いなく、私の大切な愛犬・愛猫たちなんだから😊
次元に思いを馳せていたはずが、いつの間にか写真を残すことにフォーカスしてしまった💦
でもおかげでどんな写真・動画でもいいから『残す』ことが大切なんだと気づいた。
あの日の次元が気づかせてくれたんだね😊
ありがとう💖
またひとつ、「やりたいこと」が見つかったよ😉


🤗次元の別の話を読みたい方はこちら↓
「 虹の橋に住むキミへ:次元を思う①2007年9月撮影の思い出写真 」https://jihonaen.conohawing.com/nijinohashi-jigen/
「 2024年2月15日、6年越しにやっとブログをはじめました 」https://jihonaen.conohawing.com/wordpress-start/
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