こりゃ重症かも💦
4月下旬から始まった鼻水騒動。
最終的に、職場組所属の猫4頭すべてに症状がみられたが、3頭目・4頭目の現と暖は食欲が落ちる様子が見られなかったので、順調に快方へと向かっていると思っていた。
だが現実はそう甘くはなかった。
現と暖に抗生剤の投薬と点眼薬を差し始めてから5日目の朝。
これまで食欲が落ちることなくモリモリと食べていた暖に異変が見られた。

くしゃみの回数も増え、目の周りは涙でグシャグシャになっていた。
どうやら食欲よりも症状が勝ってしまったようで、朝からご飯を食べようとしない。
いつも食べているドライフードよりも香りの強いフードや、ウェットフードを鼻先まで近づけても食べようとしないのだ。
それどころか、匂いを嗅ごうとしない。

あちゃ~💦
鼻が詰まってしまったんだね・・・
もはや「しばらく様子を見る」という段階ではなく、何かしら手を打たないと一向に良くはならないことは間違いなかった。
かかりつけ獣医が念を押していた「悪化したら早めに受診」という言葉が脳内に響く。

かかりつけ獣医さんは今日から休みなんだぞぉ~
だん~ん~ん~💦
悪化のタイミングがまさかのバッドタイミング。
一日早く症状が悪化していたら・・・なんて、どうしようもないことを考えてしまった。
こればかりはしょうがない。
タイミングをコントロールすることなんて出来ないのだから。
急いで連休中も診察しているところを検索した。
幸い、地域内に1カ所だけ開いている病院があり、暖を連れて急いでその病院へと向かった。
体調不良のペットたちが集中来院⁉
病院に到着し、暖の症状とかかりつけ獣医が休みであることを受付スタッフに伝えた。
地域で連休中に唯一、診察している病院だけあって駐車場も受付も混んでいた。
待ち時間60分以上は確定だろう。
その病院は待合室が比較的広く、院内で待機することも出来そうたが、猫風邪だと他の猫に感染させてしまう可能性もあるので車での待機を希望した。
すると受付スタッフが呼び出しベルを持たせてくれた。
車で待っている間の暖は涙ポロポロ・くしゃみしまくりではあったが、キャリーケースから飛び出すこともなく、とても落ち着いていて表情も穏やかだった。


猫風邪こじらせ男子💧
車で待つこと約1時間。
呼び出しベルが鳴ったので院内へと足を運んだ。
いつもとは違う、はじめましての獣医師の声にいつにも増して暖は緊張していた。
病院嫌いのきゅうのように威嚇したり、暴れることはなかったが、診察中はずっと小刻みに震えていた。

猫風邪を少しこじらせてしまったようですね。
熱も少しあるようなので点滴をしましょう。
そのときにウイルスや細菌が増えるのを抑えるお注射を1本打ちますね。
鼻が詰まっているのでネブライザーもしましょう。
お薬はかかりつけ(獣医)さんからの抗生剤を続けてください。
お注射と同じ成分を添加した点眼薬を処方しますので1日3回、眼と鼻に差してあげてください。
連休中も開いているので、良くならないよであればまた来てくださいね。
他院をかかりつけとしているペット(飼い主)であるにもかかわらず、とても丁寧に診察してくれた。
ネブライザーに15分程時間を要するとのことで、先に会計を済ませた。
受付スタッフから『大変お待たせしてすみませんでした』と声をかけられたが、とんでもない💦
こちらこそ『開いててくれて助かりました。ありがとうございます😌』と返した。
鼻腔、もう開通?
点眼薬を処方してもらい、帰路に付く。
職場に到着し、キャリーケースの扉を開けると暖はすぐにぴょんと飛び出した。
怖い思いをしたのでおそらくしばらくはどこかに隠れるのだろうと思っていた。
だが、驚いたことに暖は「何か食べたい」というような表情を見せた🤭
点滴の効果なのか
あるいは注射のおかげなのか
それともネブライザーがよかったのか
何も入っていない自分(暖)専用の食器をペロペロと舐めだす。
それならばと、試しにウェットフードを与えてみると、匂いを堪能する間もなく30gをペロリとたいらげた。
鼻の通りがよくなったのだろう。
食べ終わった後も、空の食器に残るおいしい匂いをずっと嗅いでいた😋
一度に多くをあげると勢い余って吐出してしまう可能性もあるので、時間を置いて徐々に食べさせるようにした。
ちゅーる様😆
暖の症状に対して施してもらった処置がバチッっと決まったようで、その日のうちに食欲はほぼ元に戻った。
食べることで体力が向上し、おもちゃで遊ぶようになった。
相変わらず、くしゃみや鼻水、涙は出ているが、食欲が出て食べるようになったということは経過は良好だと言えよう。
暖も現同様、点眼薬が苦手だった。
それに加えて点鼻もしなくてはならなかった。
そこで再び大活躍の魔法の液体、ちゅーる。
もはや「ちゅーる様」と言いたいくらいだ。
点眼も点鼻も好きになることはなかったが、とりあえず『ごほうび』があることは覚えたようで、なんとか1日3回の点眼点鼻を実施できた。

最強タッグで相乗作用
食欲が回復してからの暖はみるみる元気になっていった。
やはり『食べる』ということは生きる力になるのだと改めて思った。
薬の効果と体の原動力になる栄養がダッグを組むとより早く回復する。
今回、他院で処方してもらった点眼薬には『インターフェロン』という製剤が含まれていた。
子猫から飼育している飼い主には馴染のある言葉だと思う。
猫風邪のときによく処方される製剤だ。
そのインターフェロンと抗生剤のタッグも良かったのかもしれない。
食べる
薬を服用する
点眼・点鼻をする
これらの相乗作用で暖は連休明けにはすっかり回復した。


1週間遅れのGW
5月9日。
暖の症状消失を最後に、職場組・猫メンバーの鼻水騒動は終わりを告げた。
再発することもなく、4頭とも元気に過ごしている。
ゴールデンウィークからおよそ1週間遅れて、ようやく私は休日を満喫することができた。
まぁ、満喫といっても何もしないことを満喫したのだがwww
休日に私が自宅にいるのが嬉しいのだろう。
何もせずにひたすらゴロゴロする私の腕を枕にえにしもゴロゴロしはじめた🤭
今回の鼻水騒動は、長年のペット飼育歴に胡坐をかいていた私に新たな教訓を与えた。
「たとえ大人猫でも猫風邪を侮るなかれ、早めに病院へ」

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😆暖のおススメの記事はいかかですか?
シャムシャム詐欺の兄弟が無事に4歳になりました。親愛なる温と暖へ贈ることば🥰
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今回の騒動をきっかけに「インターフェロン」について調べました。
記事の投稿までもうしばらくお待ちください。
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