くしゃみ猫登場💦
4月22日。
きゅうの症状が治まった頃、新たにくしゃみをする猫登場。
温だった。
症状発現から食欲低下まで比較的緩やかだったきゅうに比べて、温はすぐに体調不良を訴えた。
食べる量が急激に減り、あまり動かずにうずくまるようになった😫
元々、食に貪欲ではない温は、健康なときでも1日の必須量を食べさせるのが大変な猫だ。
しかも普段からウェットフードを好んで食べないので、食欲不振時に「何かおいしいものを」という方法がとれない。
早々にかかりつけ獣医に相談し、症状に対して内服薬と点眼薬を処方してもらった。
もしかして・・・移った?
きゅうだけなら「ワクチン接種後の体調バランスの乱れ」でも納得がいくが、温は今年度の混合ワクチンをまだ接種していない。
だが症状が似ているのでどうしても『きゅうから移った(感染した)』と思ってしまう。
獣医師に『外の猫との接触』を尋ねられたが完全室内飼育なのでそれはあり得ない。
脱走歴もないので外猫(野良猫)からの感染は考えられなかった。
まずは内服薬と点眼薬で様子を見て、良くならない、または悪化するようであれば早めに受診するよう獣医師に念を押された。
無理もない。
1週間後にはゴールデンウィークの連休が始まる。
何とか連休前には快方へと向かい、お互い安心してゴールデンウィークを満喫したいものだ。
そう意気込み、早速、温への投薬治療が始まった。
鼻づまりで好都合⁉
食事を摂らないようであれば強制給餌も検討しなくてはならない。
ただ、きゅうとは違い、温は比較的容易に強制給餌ができる。
全く嫌がらないわけではないが、強制給餌をしても私を『イヤなことする人認定』をしないでいてくれる。
名前通りの『温厚』な性格もあるが・・・
おそらく、日頃からよく遊んであげているからだろう。
猫じゃらしに感謝😌www
温は内服薬と点眼薬に加えて、高カロリーの栄養補完剤であるフェロビタ(以下:フェロビタ)も処方してもらった。
他のメンバー猫に比べて若干毛の長い温は、普段から定期的に毛玉除去剤であるラキサトーン(以下:ラキサトーン)をあげている。
フェロビタもラキサトーンのようにドロッとしており、甘い匂いが特徴だ。
実は温はこの甘い匂いがあまり好きではない。
だが、鼻づまりの今の温にはこの匂いは伝わらないだろう😅
匂いがしないのなら、与える側としては匂いで警戒されないので好都合なのかもしれない。
「もし強制給餌を行うのならば」を考えて、事前に計画を立てた。
- 1回の給餌量はドライフード10g・フェロビタ12gまでとする
- 回数は多くても1日2回まで
- 1回目の給餌は朝に行う
- 1回目の給餌後に自主採食をするならば、強制給餌は午前の1回のみ
- 1回目の給餌後、夕方までに自主採食がなければ2回目の給餌を行う
脂肪肝を避けるための強制給餌なので、1日に必要な食事量を給餌するつもりはなかった。
強制的に口にご飯を食べさせられるのは人も猫もイヤに決まってる😣
少しでも自分から食べようとする様子が見られる、あるいは暴れるほど嫌がる場合は即中止することにした。
こうして、きゅうの症状を引き継いだ(?)温の治療が始まった。
強制給餌をすることになった🥣
4月24日。
朝からくしゃみを連発し、温のテンションはダダ下がりだった。
ぐったりはしていないが、箱座りのまま目を閉じている。
時折、少しアゴをあげて鼻の穴を広げるも、くしゃみが不発だった様子😓
不発のときは涙がポロポロとこぼれ落ちた。
そんな姿を見ているとこちらまで鼻がムズムズしてきた。
鼻が詰まっているから当然、嗅覚も鈍い。
これまで1日量とは言わずも、必須量の半分近くは食べていたが、この日を境にさらに食べ具合が悪くなった。
前日の夜もわずか3.5gしか食べておらず、朝も同じくらいの量しか食べていない。
この食べ具合ではもはや強制給餌はやむを得ない。
なるべく少ない量で
なるべく少ない回数で
なるべく短い時間で
この3点をポイントに行った給餌方法は以下のとおり。
- ドライフード10gをミキサーで粉末状にする
- フェロビタ12gを用意する
- 粉末に水10mLを加えて混ぜ、なめらかなうちに2.5mLシリンジに吸い取る
- 2,3回に分けてゆっくり給餌する
- 給餌中に、水を加えた粉末がボソボソするので3mLから5mLの水を再び加えてなめらかにする
- なめらかなうちに速やかにシリンジに吸い取り、数回に分けて給餌する
- 4から6を繰り返す
- フードの給餌が終わったらフェロビタを給与する
最終的に、加えた水は20mL程度。
粉末にしたドライフードの倍量だった。
給餌にかかった時間はおよそ10分。
その後フェロビタを給餌したが、それでも15分を超えることはなかった。
実は強制給餌を1日に2回したのは4月24日のみで、以降は朝に強制給餌をすると午後から自主採食の量が少しずつ増えてきたので、しばらくは1日1回の強制給餌とフェロビタで様子を見た。


日頃からラキサトーンでシリンジに慣れているせいか、強制給餌やフェロビタの投与も割とスムーズに行うことができた。
元気になったね☺️
強制給餌を始めて5日目の4月28日。
朝からしっかりと自主採食するようになったので強制給餌を中止し、様子を見ることにした。
急に1日の必須量を食べるとは思えなかったので、フェロビタだけ継続した。
以前としてくしゃみ・涙は続くも、猫じゃらしやおもちゃで遊ぶようになり、確実に快方に向かっていると感じられた。
4月30日には自主的に1日必須量を完食するようになった。
すると、くしゃみの回数も減り、涙目も目立たなくなってきた。
「遊んで♪」とおもちゃをおねだりするようにもなったので、元気は取り戻したのだと胸をなでおろした。


連休ギリギリ(いや、入っているか😅)にはなったが、無事快方へと向かっていることが感じられた。
連休中はかかりつけ獣医が休みになるので、内心ヒヤヒヤしていた。
カレンダー通りの休みになると言われていたので、5月1日・2日はまだ診療の受付はしてはいる。
だが少しでも早く安心して連休を過ごしたかったのでかかりつけ獣医が開いているうちに症状が治まってくれてホントに良かった😌
輪唱が耳に響く・・・
だが穏やかな時間はとても短かった。
安堵したのも束の間・・・
くしゅん💧・・・・・くしゅん💧・・・・・
・・・・・くしゅん💧・・・・・くしゅん💧・・・・・
何?
この「くしゅん」の輪唱((((😱))))ガクガクブルブル
振り向くと、涙目の暖と現が、競うようにくしゃみを連発していた😥
4月30日。
職場組は鼻水まみれ第3章へと突入した。

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