本記事はしろみの備忘録:細菌性肝炎疑い(前編)の続きです。 先にそちらを読んでいただけると、経過がより分かりやすいと思います。
ご希望の方はこちらからどうぞ。
投薬開始💊
自宅に戻り、キャリーケースを開けると同時にしろみが飛び出した。
逃げるようにどこかに隠れるだろうと思っていたが・・・
走りついた先はフードの入った食器の元だったwww
お腹が空いていたらしい😅
肝炎(疑い)の治療として、抗生剤と強肝剤を処方された。
抗生剤は1日1回、強肝剤は1日2回。
食事も済ませたことだし、本来ならすぐにでも投薬したかった。
だが、しろみを自宅に連れて帰った後、私は仕事に行かなくてはならない。
薬の副反応に注意しないといけないので飲ませっぱなしで外出するわけにはいかず、後ろ髪をひかれつつも投薬は夜から始めることにした。


仕事を終えて帰宅後、えにしの糖尿病に関する諸々の事を済ませてから、しろみの投薬の準備をした。
そこで再び考える🤔
抗生剤は投与後に嘔吐することもある。
かかりつけの動物病院の診察が終了している時間帯に投薬し、嘔吐や他の副反応が出現すると獣医師に相談できない。
念のため、抗生剤は翌日の朝から始め、強肝剤のみをその日の夜から投薬することにした。
強肝剤は糖衣錠なので表面がなめらかだ。
そのまま、手でポイッと投薬できた👍
抗生剤は苦いものが多いので、粘膜に触れると苦味でよだれまみれになる可能性がある。
そうならないように、抗生剤は投薬用のアイテムで包んで投与することにした。
また、投薬し忘れを防ぐために『投薬表』を作った。
10日間ごとにチェックできるようにしたのだが💦
今思うと、日付も入れてプリントアウトすればよかったと後悔している。
画像資料としてブログに載せるときに自分の字の汚さが露呈してしまうことをすっかり忘れていた😥
まぁ・・・次から気を付けるとして。
こうして、しろみの肝炎(疑い)の投薬治療が始まった。


おくすり < ブラッシング 👍
予想していたとおり、処方してもらった薬は2つとも錠剤なので比較的簡単に投薬できた👍
フードの上に乗せる、あるいは混ぜる等の方法で投薬できると尚良いのだが、しろみは決まった時間に決まった量を食べるタイプではないのでどうしても強制的に投薬せざるを得ない。
しろみはビビりではあるが、どちらかというと協力的で爪切りやノミの薬を塗布する際もさほど抵抗はしない。
そんな性格も相まって、スムーズに投薬できたのだと思う。
投薬初日は、さすがにビックリしていたが😅
投薬後に、大好きなブラッシングをしてあげると満足してヘソ天で寝ていた。

投薬(口をこじ開けられる)💊と好きなブラッシング🪮
それを2日、3日と続けた結果、しろみは『嫌なことの後に嬉しいことがある』と学習したらしい。
何かしらの気配を察知して逃げることもなく、口元に手が触れても全く動じなかった。
おかげで毎日ほぼ同じ時刻に投薬をすることができた。
それどころか💦
投薬時間とは全く関係のない時間帯にブラッシングを要求するようになった😅
どうやら甘えん坊具合が増してしまったらしい。
投薬にかかる時間よりもブラッシングする時間のほうが長かった20日間だった。
再診のために病院へ🚗💨
6月下旬。
投薬期間が終了したので再診のためにしろみを動物病院へ連れて行かなくてはならないのだが・・・
投薬開始後から終了までの間、「本当に病気?」と疑ってしまうほど、しろみは元気だった。
嘔吐もない。
悪心もない。
排尿排便も問題ない。
食欲も旺盛で、毎日元気にパトロールをしている。
「こんなに元気なのに・・・再診って必要かなぁ?」
私の中の楽観的な部分がそうささやいてくる。
「素人が自己判断して後から悔やまない?」
一方で心配性の部分がささやいてくる。
気持ちが揺れに揺れた結果、心配性の私が勝り、病院へ連れて行くことを選んだ🩺
気持ちが定まるとテキパキと行動できるようになる。
朝のパトロール後にまどろんでいるしろみを素早くキャリーケースに入れて車に乗り込む。
あれよあれよという間に一気に事が進み、しろみは鳴くこともモゾモゾと動くことも一瞬忘れていたらしい。
エンジンをかけ、車を走らせることおよそ5分。
さすがに気づいたようで、20日前に乗車したときよりも大きな声で鳴き出した🔊
「大声が出せるほど元気になったんだね 」
と・・・声をかけたのはいいが、鳴き声は動物病院に付くまでに止むことはなかった💦
体重、増えてるし・・・💦
かかりつけの動物病院に到着し、エンジンを止めても尚、しろみは鳴き続けた。
受付を済ませ、待合室で待機している間も鳴きっぱなし😨
すると、それまで静かに待機していた他の猫たちにも『鳴き』が移ってしまい、交互にニャーニャーと鳴いてしまう始末。
発端はしろみなので、順番まで車で待機しようかと思っていた矢先、鳴きが移ってしまった1頭の猫がより大きく鳴いた(叫んだ?)。
その声に驚いたしろみがピタッと鳴き止んだ😅
しろみが鳴き止んだことがきっかけとなり、ニャーニャー合唱は次第にボリュームダウンしていき、完全に静まり返った頃にしろみの順番が来た。
すっかり大人しくなったしろみを診察台に乗せ、体重を測ってもらうと・・・
おいおい😨
増えてるじゃないか💦
体重計も兼ねている診察台の液晶の表示は7.86kg。
初診時(7.78kg)よりも増えていた。
苦笑いする私とは違い、元気そうなしろみを診ている院長先生はニコニコしている。
前回の診察後からの様子を話すと院長先生はさらに笑顔になった。

検査・・・いらないかもww
すごく調子よさそうだよ

うん、検査は必要ないねww
臨床症状もなく、外見上も問題なかったため、血液検査は行わなかった。
投薬も飲み切り終了となり、肝炎(疑い)の治療は終了した。
ダイエット相談🍚
治療終了に安心したところで、しろみのダイエットについて相談してみた。
今回は糖尿病の可能性は低いとされたが、肥満を放置したままではいつまでも発症リスクを抱えることになる。
しろみの健康のためにも何とか体重を減らしたい。
だがこれまで食事療法でのダイエットにことごとく失敗している。
色々なメーカーのダイエットフードを試してきたが、いずれも初日は食べるが2日目以降は食べなくなる。
従来のフードと混ぜて与えても、ダイエットフードだけ見事に残す😨
おやつが多いのかと言われると、実はそうでもない。
ウェットフードやちゅーるなどのおやつを与える頻度は月に1回か、あるいはそれ以下だ。
しろみはどちらかと言うとドライフード好きで、彼の肥満は100%ドライフードで成立していると言っても過言ではない💦
ダイエットフードで給与量を管理するとスムーズにダイエットが出来ると思うが、食べてくれないことにはどうしようもない😥
だからと言って、食べてくれるフードを探し当てるまでに何もしなければ体重は増えていく一方だ。
言い訳を交えつつこれまでの経緯を説明してから、実は試してみたいサプリメントがあることを院長先生に話した。
『エネアラ』はどうでしょう?
そこで脳裏をよぎったのがえにしに投与しているサプリメント『エネアラ※』だ。
『エネアラ』は5-ALA(5-アミノレブリン酸)を配合している犬猫用のサプリメント。
この5-ALAという物質は生命体のミトコンドリアに存在し、ATP(エネルギー)を生み出し、生命活動維持のために必要な役割を果たすと言われている。
※詳しくは公式サイトEneALA(エネアラ)をご覧ください。
えにしはもう何年も体重4kg前後を維持しており、外見上も肥満体型ではない。
だが、糖尿病で総コレステロール値が高い。
エネアラは脂質代謝や糖代謝にも効果が期待されているとのことで、去年の定期検査のときにかかりつけ獣医のY先生に勧められ、現在も投与中だ。
えにしが肥満体型ではないので気にしていなかったが、エネアラ投与で効果が期待されるものの1つに『体重のサポート』もあることを思い出した。
その効果が期待できるのなら与えてみるのも「アリなのでは?」と考えたのだ。
投与は1日1回、しかも1錠なのでしろみも過度にストレスを感じることもないだろうし、与える私もそんなに手間ではない。
さらに言えば、ブラッシングという奥の手もある🤭
自分の考えを色々と話した後、しろみのダイエットにエネアラの投与はどうかと尋ねた結果、院長先生からGOサイン👍をもらった。
もちろん、サプリメントのみでダイエットを成功させようとは思ってはいない。
しろみが継続して食べてくれるダイエットフードをこれからも根気強く探していく。


肝炎(疑い)の治療を終えたしろみは、次なるクエスト『ダイエット』に挑むことになった。
もっと
ずっと
健康で長生きするために


頑張ろうね、しろみくん

お前もな💢

『院長先生』という表記が二重敬語であることは承知しています。
愛情と尊敬を込めて、あえて『院長先生』としていますことをご理解くだささい。
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