きゅうの備忘録:脱毛・血液検査②(2023年3月~2023年4月)

きゅう・脱毛および血液検査

※本記事は きゅうの備忘録:脱毛・血液検査① の続きです。まだ①をお読みになっていない方はこちらからどうぞ😊

脱走騒ぎ

血液検査から数日経った3月7日、職場からとんでもない報告があった。
事務所のドアの開閉時にきゅうが足元をすり抜けて脱走したという😱
脱走直後は職場の駐車場内をウロウロとしていたらしく、ちゅーるやおもちゃを使って室内に戻るよう呼びかけたらしい。
しかし、手が届く距離まで近づいてはササーッと逃げていくという、一進一退を繰り返していたそうだ。
一応、私も呼びかけに挑戦したが・・・
きゅうが心を許している社長や上司にもなびかないので、当然私になびくはずもない😓
どちらかというと「アイツに捕まったら病院に連れていかれる😾」と思われているはず。
きゅうにとって天敵的な私では彼女を確保できなかった。

その日は退勤時間までドアを開放していたが、きゅうは帰宅しなかった。

無事に帰宅してよかった🥹

翌日の3月8日の朝。
いつも7時前に出勤する社長がドアの近くに潜んでいるきゅうを発見し、無事に帰宅したと連絡があった。
丸1日、何も食べてなかったのだろう。
しっかりご飯も食べたと聞いて安心した🥹
出勤後、入念にボディーチェックをして何か変わったところやケガをしていないかを確認。
被毛が少しほこりっぽいことと着けていた首輪(シュシュ)が汚れていたこと以外は特に気になることはなかった😌

脱走前日の写真。シュシュの本来の色は鮮やかな赤と真っ白だが脱走後は見事に薄汚れていた(枠内)

えっ? えっ? えーーーーっ😱‼

脱走騒ぎからしばらく経ったある日のこと。
きゅうの衝撃的な姿を目の当たりにした。

春の陽気のせいか、きゅうはお気に入りの寝床で寝ていることが多かった。
お腹が空いたら寝床から出てきて上司にご飯を要求するきゅう
私が彼女を見る機会はご飯を食べているときぐらいしかなかった。
シャーシャーと威嚇されることはなかったが、近づくと距離を取るか、逃げてしまう😣
私は見事に『天敵認定』され、愛でることを許してもらえないのだ😫
そんな切ない日々を過ごしていた3月のある日。
珍しく寝床ではないところで寝ているきゅうを見てビックリした 😱

寝ぼけているのか? 近づいて撮影しても逃げなかった。 嬉しい反面、この姿はショックだよ、きゅう・・・

ハゲ、増えてる~💦
まさかこんなにハゲてるなんてぇぇぇ😱

脱毛している部位を念入りに見てみる。
脱毛はしているものの、皮膚が赤くなっていたり、膿んだりしている様子はなかった。
体の左側に以前からある2か所の脱毛とは別の脱毛だと思われた。
もとの2か所が拡がったのではなく、脱毛部位が明らかに増えていた。
本来ならすぐにでも病院に連れて行くべきだろう。
だが人間の都合がなかなかつかない😫
痒がる様子もなく、元気もあり、選り好みはするがご飯もしっかり食べているので、4月のワクチン接種まで様子を見ることにした。

ストレスが原因⁉

2023年4月、混合ワクチン接種のため、動物病院を受診した。
体重は4.52kgで大きな増減はなかった。

3月に丸1日脱走したことと脱毛部位が増えたことを報告。
脱毛部位を診察してもらったところ、脱毛は内因性・外因性ではないとのこと。
痒がったり、皮膚に赤みや湿疹などもないことから、感染症の可能性も低いというのが獣医師の所見だった。
現時点では心因性の可能性(過剰グルーミング)が考えられるため、ジルケーンを試すことを勧められた。

心因性・・・
つまりストレスが原因ってこと?

何がストレスになっているのかを、獣医師と話しながら探るが見当がつかない。
きゅうは元々ツンデレ気質ではあるが、同居猫たちと一緒に寝たり、ときにはグルーミングしてあげることもある。
同居猫との関係性によるストレスとは考えにくい。
生活環境もこれといって変わったことはない。
変わったことといえば『脱走した』ことぐらいだ。

原因を見つけることができないまま、ジルケーンを試すことになった。
ジルケーン=ペットの不安行動やストレスによる問題行動を改善する効果があると言われているサプリメント

ストレス軽減のためのサプリのはずが・・・

きゅうはかなりの偏食猫だ😓
ジルケーンはフードにふりかけてもOKのサプリメントだが、それで食べてくれるような猫ではない。
それでも一縷の望みでふりかけてみた・・・

はい、食べません😫

このまま続けるとサプリメントどころかフードそのものを食べなくなってしまう可能性がある。
そこでジルケーンのカプセルを外し、中の粉末をちゅーるやウェットフードに混ぜて与えるようにした。
ウェットフード好きのきゅうは喜んで食べた。
2,3日はそれでイケていた。
でも次第に「何かおかしい😾」と勘づいたようで、その後はどのウェットに混ぜても食べなくなってしまった😑

ドライフードにふりかけてもダメ😢
ウェットフードに混ぜてもダメ😢
投薬するようにカプセルのまま飲ませるか・・・💊
いや、さずがにカプセルがデカすぎる😱

そこで仕方なく、少量のウェットにジルケーン(中の粉末)を混ぜ、シリンジに詰めて与えることにした。
シリンジを使うことがストレスになってしまうことも、また嫌われてしまうことも十分に分かっていたが、他に良いアイデアも思いつかなかった💦

ほんの数回の使用ではさすがに効果の有り無しは決められない。
サプリメントは個体差はあるものの、一般的に3か月程度を目安に継続して様子を見ることが推奨されている。
とりあえず1ボトルはきゅうに頑張ってもらうことにした。

1ボトルを飲み切る頃に効果が現れるようなら継続しよう😌
効果が現れないなら・・・その時に考える😓

2.5mLシリンジの外筒の先を切り落として角をとった。ジルケーンを混ぜたウェットを2mLまで詰めて1mLずつ与えた。

ジルケーンを始めて約1か月。
1ボトルを飲み終わる頃にはすっかり私は嫌われた。
あぁ、すでに嫌われていたっけ😫
効果を感じるどころか、シリンジを口元に近づけただけで「ぐぅー」っと限りなく低く太い声で唸るようになってしまった。
このまま続けるとウェットフードを嫌いになってしまう可能性があった。

瞳孔全開になるほど怒ってはいないようだが、不機嫌であることは確かで💦このように睨んでくる😖

ストレスを軽減させるためのサプリメントを与えることが逆にストレスになるなんて・・・
これほどジルケーンの良さをかき消してしまう使い方はないだろう。
ジルケーンの効果はとても素晴らしいものなのに、それをきゅうの中に導いてあげることができなかった。
もちろん、私のアイデアや手技が悪いことが最大の原因なんだけど・・・
きゅうには向かないサプリメントだったんだ、ということにしてもいいかしら😓

猫にも向き不向きがあるのだと、ジルケーンの投与は1ボトルで早々に諦めた。

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