サイトJTのオプション機能を利用してみる
日常に戻った私は『里親を探す保護主・飼い主代理』としての私に戻り、再び子猫たちの里親募集に力を入れる。
年が明けてからは、2つの情報サイトは2、3日に1度は更新するようにした。
体調や身体的特徴に大きな変化がないので基本情報の更新と写真の変更がメインになる。



相変わらず、サイトJTの閲覧数・お気に入り登録数は増えてはいるが、11月に面会の問い合わせがあってからすでに3週間近く経っていた。
「こんな感じ?こんなに『問い合わせ』って来ないものなの?」
不安混じりの疑問が浮かぶ。
記事の更新だけでは閲覧者の心を射止められず、結果として問い合わせが来ないのだとしたら・・・
ここらで何かしらのアクションをするべきと考え、サイトJTの記事の修正・更新をするたびに気になっていた『 オプション機能※ 』を見てみることにした。
( ※サイト内では「オプション」と表示されているので以下、「オプション」とする )
実はオプションについては、以前にサイトを教えてくれた知人Mさんから聞いてはいた。
知人Mさんによると「オプションを利用することで記事が目立ち、より多くの人に見てもらえる」らしい。
とても有益な機能なのだろうとは思っていたがあえて利用はしていなかった。
そのときの私は里親募集の記事を作成して投稿するだけでも精一杯だった😣
そんな状況でさらに新たな機能を😱・・・と考えると、ITオンチも相まってなかなか手を付けられずにいたのだ。
サイトJTのマイページを開き、『オプション』をクリックしてみる。
オプションには、投稿が上位に表示される機能や投稿に色を付けて目立たせる機能などがあった。
そのうちの『投稿が上位に表示される機能』は2種類あり、『1日1回のみ上位に表示』するものと『7日間・毎日1回掲載順位が上がる』ものがある。
とりあえずお試しで『1日1回のみ』のオプションを購入して使用してみることにした。
閲覧数・お気に入り登録数は毎日チェックしているので、自分の記事の閲覧者が1日にどのぐらい増えているかは大体把握していた。
オプションを使用して閲覧数やお気に入り登録数が大幅に増加するようであれば、次は『7日間・毎日1回掲載順位が上がる』ものにしてもいいかもしれない。
これで問い合わせが来ればなお良いのだが😅
購入したオプションは翌日にすぐ実施された。
確かに記事は上位に表示され、そのせいか閲覧数・お気に入り登録数の増え具合もいつもより大きかった。
うん、これはいいかもしれない😊
オプションが実施された日に問い合わせメールは来なかったが、オプションを使用することでより多くの人に閲覧してもらえることは分かった。
それだけでも十分な収穫だった。
そして、オプションを使用して分かったことがもうひとつある。
オプションの購入は全く難しい作業ではなかった・・・あはは😅
オンラインショッピングみたいなもので「ポチっとな👆」で済むことだったのだ。
こんなことならもっと早くトライすれば良かった、と後悔したのは言うまでもない😑
今後は、サイトJTのオプションを必要に応じて『1日1回のみ上位に表示』と『7日間・毎日1回掲載順位が上がる』を使い分けていくことにした。



サイトJTにはないサイトNSの『 配信メール 』📧
その頃、サイトNSについても気になることがあった。
単に私のサイト情報やコンテンツ内容の確認不足なのだが・・・😫
サイトNSに新規の里親募集記事の投稿があると、登録したメールアドレスにその記事が送られてくるのだ。
ほぼ毎日のように新規の募集記事が送信されてくる。
サイトを確認するとそのような配信システム(メルマガ?)があるようで、希望しないのであれば『配信停止』にすればいいだけのことだった。
最初のうちはそれほど気にしてはいなかったので、配信停止するまでもないかと深く考えてはいなかった。
だが、さすがに送信が連日となると次第にそれらが気になってしまい、つい閲覧してしまった。
・・・それが良くなかった😔
サイトNSの記事にはサイトJTにはない『応募者数』の欄があり、応募があればそこに応募者(里親希望者)のペンネームが公開表示される。
つまり、その記事への応募者数も、誰が応募しているのかも、サイト利用者なら誰でも把握できるようになっているのだ。
自分の投稿よりも後に投稿された新規の記事が、いとも簡単に自分の記事の閲覧数も応募数も超えていく状況にじわじわと不安の波が押し寄せる。
閲覧数も気にはなったが、何よりも応募者がいることが羨ましくてたまらなかった。
自分が保護した子猫たちも十分かわいいのに、なぜ後から投稿したあのコたちに応募者が集まるのだろう?
みんな同じ『保護猫』なのに・・・
みんな同じ『雑種猫』なのに・・・
かいわいさも負けてないのに・・・
だとしたら、しし柄たちとあのコたちの違いは何?
何が違うのかを知りたくて新規の募集記事を閲覧することがやめられなくなった。
まるで私自身が保護猫を飼いたくて閲覧しているかのように記事を閲覧していた。
そんな中、ふとタッチパッドを操作する指が止まる・・・
応募者がいる記事の猫はほとんどが生後3か月未満の子猫たちだった。
「まさか、月齢の違い?」
『 保護猫、3か月未満しか勝たん説 』⁉
サイトJTもサイトNSと同じ感じなのかな・・・
ひとつ、気になることがあるとどんどん深く考えてしまう。
私の悪いクセ😅( 某ドラマの主人公⁉ )
脳裏に浮かんだ疑問に導かれるように私はサイトJTにログインした。
サイトJTはサイトNSとは違い、サイト側からの新規の募集記事のメール配信はない。
サイト内のマイページで下位にスクロールしていくとそれらが掲載されていることは以前から知ってはいた。
サイト登録当時や子猫たちの予防医療などで分からないことや疑問に思ったときに、他の投稿者の記事を参考にするために閲覧することはあったが、閲覧数や登録数をチェックすることはなかった。
「気にしていなかった」というのが正直なところ。
加えて、自分の編集ページと新規の募集記事の間にはPR商品(里親募集案件以外のもの)が掲載されているため、記事の編集中にそれらが目に入ることがなかったことも気にしていなかった要因のひとつである。
それがサイトNSのメール配信がきっかけで、サイトJTでも新規の募集記事を閲覧するようになってしまった。
しかもPR商品の先までわざわざスクロールしてまで。
自分の投稿よりも後に投稿された新規の記事が、自分の記事の閲覧数もお気に入り登録数も超えていく状況なのか
もうそれを確認せずにはいられなくなっていたのだ。
さらに厄介なことに、自分の記事の後に投稿された記事が多いときは、わざわざマイページに入らずに自分の記事をあえて検索して、どのくらい下位に表示されているのかを見てしまう始末😫
我ながら「何を余計なことを」と思ったが、それでも閲覧を止めることができなかった。
サイトJTもサイトNSと同様の状況であることに頭を抱える。
1度だけ投稿して、その後放置していてこの結果ならば納得もいくし、対処のしようもある。
だが実際は、頻繁に記事を更新し、写真も変更し、オプションまで使用している。
それなりに対策を講じていると言ってもいいはず。
その甲斐あってか、どちらのサイトも閲覧数は確かに増えている。
1日にどのくらいの人がサイトを利用しているのかは投稿者側では把握ができない。
日によってサイトの利用者数に変動があることも考慮すると、閲覧数がたびたび新規募集記事追い越されてしまうことは仕方ないことだと諦めもつく。
気になってしかたないのは『お気に入り登録数』や『応募者数』だ。
自分の記事だけでなく、他の投稿者の記事も登録数が増えるのは当然のことだ。
それについては理解しているし、納得もしているつもり。
それでも後から投稿された記事にその数を追い越されてしまうのはやはりショックが大きい。
閲覧数とは違って『お気に入り登録数』や『応募者数』は『譲受譲渡』に一歩近づいたと感じさせ、過剰に今後の展開を期待をしてしまう。
追い越されると『譲受譲渡』が遠のいていく気がして不安でたまらなかった。
そして『お気に入り登録』しているのに、なかなか問い合わせが来ないことが不安感を増幅させた。
そもそも『お気に入り登録』しているのに問い合わせないってどういうこと?
仮に、登録後に別のお気に入りが見つかったのであれば、こちらのお気に入り登録の数は減るのでは?
数は減らないどころが増えているのに、応募も問い合わせもないのはどうして?
頭の中で『?』がひしめき合い、不安を煽り、どんどん混乱させていった。
そんな中、キーワードらしき言葉が脳裏に浮かぶ。
『 生後3カ月未満 』
やはり『月齢』が関係しているのだろうか・・・
もしかして『カワイイ』には『3カ月未満』という期限があるの?
もしかして・・・私の保護した子猫たちが3か月未満じゃないから応募も問い合わせも来ないの?
3カ月未満じゃないから里親希望者の心に留まらないの?
私の記事よりも後に投稿された、生後2か月や3カ月くらいの幼い猫たちがどんどん里親希望者を集めていく。
その数日後にはトライアルや譲渡が決まり、晴れて保護猫を卒業していく。
他の里親募集記事の閲覧を止められなかった結果、私の中で『 保護猫、3か月未満しか勝たん説 』が芽生えてしまった。
説は全くの『偏見』なのだが、このときはそう思えて仕方なかった。



プランB⁉『 おちびさんたちアピール作戦 』・・・してみたが💦
年末年始でリフレッシュしたはずの私の心は、年明け2週間足らずで不安と焦りでいっぱいいっぱいになった。
そんな私のメンタルをよそに子猫たちは順調に成長していく。
それはとても喜ばしいことなのだが😅
抗えない『時間の流れ』『成長』をどううまくアピールすれば子猫たちが里親希望者の心に留まるようになるのか。
『問い合わせてみよう!』『応募しよう!』と思ってくれるようになるのか。
そのことばかりを考えるようになった。
もし私の説(完全なる偏見だが💦)が的を得ているのであれば、成猫に近い生後7か月の兄はちの里親探しは厳しいのかもしれない。
しし柄とちびはちは生後4か月だけど・・・まだ何とか間に合うかな?
でもかろうじて間に合うとしても、これから先は人気が薄れていくばかりなのでは?
「何とかしなきゃ」「何か対策しなきゃ」と脳をフル回転させる。
一旦、里親が見つかる可能性が高い低月齢のしし柄とちびはちを優先的にアピールするのが得策ではないかと考えた。
と、言ってもサイトNSは1匹1投稿なので特に対策することはない。
3匹で1投稿のサイトJTは、写真掲載枚数5枚の内訳をしし柄とちびはちはそれぞれ2枚にして、兄はちは1枚だけにした。
これまでの投稿内容には『ビビりで人見知りが強いので、子猫2匹を一緒に迎えてくれる人を優先する』と記載していたが、『2匹一緒』というワードがネックになっている可能性も考えてその文章は外した。
私としてはおちびさんたち※が一緒に卒業できれば嬉しいのだが、そんな贅沢は言ってられない。( ※この頃から『しし柄&ちびはち』を2匹一緒に『おちびさんたち』と呼んでいた )
情報サイトだけではなく、動物病院に貼らせてもらっているポスターも子猫のみの募集に作成し直して、貼り替えてもらった。
とにかくかわいい写真をふんだんに取り入れてアピールすることにした。
情報サイトと違ってそこがアナログのいいところ👍
オリジナルで作成するので思う存分に写真を載せられるからね😊👌

しばらくは里親募集を『おちびさんたちアピール作戦』にして様子を見ることにした。
兄はちの里親募集は中止にするのではなく、一時的に控えめにするということを兄はちに伝えた。
伝わったかどうかはわからないけど・・・😅
話しかける私の顔を兄はちはただじっと見つめていた。

引き続き、2つの情報サイトは2、3日に1度は更新するようにした。
どちらの情報サイトも「また⁉」と思わず言葉がこぼれてしまうほど3か月未満の子猫の里親募集記事がアップされる。
投稿が多くなれば必然的に私の記事は下位に流れてしまうのはもう仕方がない。
下位に流れてしまったのならオプション追加して上位に表示されるようにすればいい。
更新するたびに写真を変え、サイトJTはオプション機能も追加した。
しかもサイトJTのオプションは1回のみ上位にする機能ではなく、7日間毎日上位の機能にした。
他と比べるな!
結果は自ずとついてくるもの
できる策は講じてるんだから大丈夫!
きっとすべてうまくいく
そう自分に言い続けてさらに2週間が経過した。
1月中旬からは里親募集のメインをしし柄とちびはちに絞った『おちびさんたちアピール作戦』にし、オプションも使いまくった。
だが残念ながら2サイトおよびポスター掲示のどちらからも全く問い合わせが来ないまま2月を迎えた。
子猫たちは5か月齢、兄はちは8か月齢になり、保護活動もすでに2か月が経過した。
麗らかな2月のはじまり。
私はこれまでの自分の言動を振り返り、次第に自己嫌悪の沼にはまっていった。




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