1日2回のルーティン『 お顔キレイキレイタイム 』
初日から毎日欠かさず子猫たちの目ヤニと鼻水のふき取りをした。
兄猫はそのような症状はなかったが、子猫3匹は目ヤニで目が開かないくらいにひどかった。
1匹ずつブランケットで包み、カット綿を人肌くらいのお湯で濡らしてから目ヤニをふき取った。
瞼が開いてきれいなキトンブルーが見えるたびに「おは~ 😄」だの「こんちゃ~っす😆」だのと声をかけていた少々イタイ自分。
今更ながらだいぶ恥ずかしい😱
手足を触られることにも慣れてほしくて、抱っこしているついでにつめ切りにも挑戦した。
子猫のつめは成猫とは違い、やわらかくて短い。
慣れるためのつめ切りなので無理はしないでおこうと思い、1日に手足すべてのつめを切るのではなく、毎日1本ずつ切ることにした。
・・・が、おりこうさんすぎて1日ですべてのつめを切ることができた😊👍
ホントにもぉ~~~
優秀すぎる野良出身の子猫たち💕


えにしのかかりつけの動物病院で健康チェック🧑⚕️
保護初日からおよそ1週間が経過する頃。
目ヤニ・鼻水のこともあるので健康チェックを兼ねてえにしのかかりつけの動物病院で診察をしてもらった。
診察するにあたり、カルテ作成のために子猫たちの名前を教えてほしいと言われた。
だが名前はつけていない。
『名前は飼い主が決めるもの』
それがペットを飼う上での私のポリシーだ。
今までそうしてきたし、これからもポリシーを変えるつもりはない。
ポリシーに固執するあまりに、保護している子猫たちのカルテ用の仮名を「 A・B・C・Dでいいです 」と簡単に答えてしてしまった。
苦笑いする獣医師に一応理由を説明した。
理由① 里親募集をすればすぐに里親さんが決まって私の元から離れていくこと
理由② 名前を付けたら情がわいて手放せなくなること
理由を聞いてもなお獣医師は苦笑いではあったが、考えがあってそうするということは伝わったらしい。
だが今思うと、アルファベットではなく、茶白やキジ柄など毛色や模様にしておけばよかったと後悔している。
※後悔の理由は後の記事でわかります。
子猫たちのはじめての動物病院受診。
目ヤニや鼻水は出ているけれど元気も食欲もあり、皮膚の状態も良く、下痢や嘔吐もしていないこと、触診・聴診などで特に異常もみられないことから健康状態は良いと診断された。
月齢としては1回目の混合ワクチンを接種してもいい時期ではあるが、まずは目ヤニのケアとノミ駆除を済ませて、後日ワクチン接種をすることになった。
初投稿完了で里親募集の幕が開ける
動物病院での健康チェックも済ませ、子猫たちもすっかり保護生活になれてきたので本格的に里親募集を始めることにした。
ただ・・・
私はこれまでに猫の里親募集をしたことがない。
余談だが犬の里親募集もしたことがない。
保護猫や保護犬の譲渡会に参加したり、その会場に訪れたこともなければ、愛護センターに収容されている猫や犬を譲受したこともない。
自宅組や職場組、虹の橋在住の愛猫たちはみな、私や職場のスタッフが自ら保護したり、私が知人から譲り受けたコたちだ。
保護した猫や犬を誰かに譲った経験がないので、『里親募集』という活動をどう進めていって良いものかがわからない。
友人たちに相談したが、みな私と同じように子猫の里親募集は未経験だった。
そうなると頼みの綱は一足先に子猫の里親募集・譲渡を経験した『知人Mさん』だ。
知人Mさんにこれまでの経緯を説明し、私も子猫の里親募集をしたいことを伝え、里親募集ができるサイトの登録や投稿の仕方を教えてもらった。
サイトの登録はGoogleアカウントやヤフーIDなど既存のアカウントが使用できるらしく、Googleアカウントを使ってスムーズに登録できた。
既存のアカウントが使えるのは非常に助かる。
ITオンチなので、アカウント作成からだと時間がかかってしまうからね😅
さて。
スムーズに登録できたのはいいが、サイトの使い方(?)がわからない。
里親募集のテンプレートみたいなものがあり、それに入力するだけでOKなんだろうけど・・・
細かいことが気になる私。
テンプレートに入力する文章は敬語が良いのか、それともフランクで良いのかがわからず、なかなか記事を書き進めていくことができなかった。
さらには、まだ記事を投稿もしていないのに里親希望者からどのように連絡がくるのかが気になってしょうがない😫
始まってもない事の先ばかりを気にするせっかちな自分にほとほと呆れる。
このままでは記事も書けず埒が明かないので再び知人Mさんに相談してみた。
すると彼女が実際に投稿していた記事と里親希望者とのやり取り※をスクリーンショットで参考資料として送ってくれた。
( ※補足⇒ Mさんとやり取りをした方の個人情報はきちんと『墨消し』されていました )
まず、知人の投稿記事に目を通す。
丁寧に敬語で書かれており、保護期間中の様子や動物病院の受診、ノミ駆除薬の塗布などが時系列で記されていた。
「なるほど、こういうふうに書いていけば良いのか」
もはや参考資料というよりも、見本的な存在の記事。
さらに感心したのが文章間のスペース。
改行を利用して内容ごとにブロック分けしていてとても読みやすかった。
次いで里親希望者とのやり取りのスクリーンショットに目を通した。
サイト内でメール管理ができるらしく、希望者とのやり取りもそこで行うらしい。
問い合わせメールのトップには、希望者の家族構成や飼育環境など、基本情報のようなものが記されている。
おそらく、テンプレートのようなものがあるのだろう。
そのあとに詳しい問い合わせ内容が続く。
お互いに聞きたいことや話しておきたいことなどのやり取りをしていく中で『この人に決めた』という感じに話が進むと『第一候補として話を進める』というボタンをクリックする流れらしい。
知人Mさんが送ってくれた参考資料のおかげで、気になっていた敬語・フランク問題と里親希望者とのやり取りの件が解決し、すっきりした気持ちでようやく記事を書き始めることができた。
記事を完成させるには子猫たちの写真も必要だった。
1記事につき掲載できる写真は5枚と決まっている。
これまでに撮った子猫たちの写真は100枚以上あるのに選べるのはたったの5枚。
1匹で5枚なら十分だけど、4匹で5枚はツライ。
でも4匹なのはこちらの都合だから・・・まぁ、仕方ないよね😭
4匹それぞれのとっておきのショットを1枚ずつと4匹が集合している1枚を選ぶ。
思わず心の声が漏れる。
1匹につき1件投稿できればもっとアピールできるのになぁ 😥
知人Mさんに教えてもらったサイトは同じカテゴリーで1件の投稿しかできないルールだ。
保護団体や個人で保護活動をしている方たちはサイトの運営に連絡して1件以上の投稿ができるらしいのだが私は保護活動家ではない。
ただの一個人なのでルール上は1件しか投稿できない。
知人Mさんも私と同じ一個人だが、1件だけの投稿で里親さんが見つかった。
「1件の投稿でも里親さんが決まるのならまぁいいか😋」
サイトのルールに素直に従い、人生で初めての書いた『子猫たちの里親募集』の記事を投稿した。
あとは里親希望者からの問い合わせを待つのみだ♪と楽観視していた私はこの後、猫の里親募集がいかに大変で難しいかを痛感する。



🥰体験記を始めから読みたい方はこちら:「 プロローグ 」
https://jihonaen.conohawing.com/zakki-satooyaboshuu/
🥰続きを読みたい方はこちら:⑥「 成長と共に豊かな個性が現れ始めた子猫たち 編 」
https://jihonaen.conohawing.com/zakki-satooyaboshuu-6/
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