虹の橋に住むキミへ:ほおづきを思う ①2009年3月撮影の思い出写真

ほおづき

2009年3月のほおづきに思いを馳せる

生後6か月になったほおづきは2009年3月に我が家にやってきた。
そのとき次元はもうすぐ2歳になる頃だった。
次元を保護した知人から、次元とほおづきは同じ母猫から生まれたとは聞いていたけれど、だからといって2匹が仲良くなるとは限らない。
甘えん坊の次元がほおづきに私を取られてしまうとやきもちをやいてしまうのではないか?
オス同士の多頭飼育はあまりおススメしないと書かれている飼育本もある。
仲良くなれなかったらどうしよう…。
そんな不安な気持ちと同時に、初めての多頭飼育に胸が躍ったことも確かだった。

2匹が並んだらめっちゃカワイイかも♪
次元がお兄ちゃんになるんだぁ♪

ドキドキの初対面の瞬間。
キャリーケースの上扉を少しだけ開けるとほおづきが全力で頭を外へ出した。
と、ほぼ同時にキャリーから飛び出してしまった。
予想外の展開にあたふたと慌てる私をよそに次元に向かって一目散のほおづき。
突進してくる小さな『 何か 』に次元もびっくりしたと思う。
だが初対面から1時間も経たないうちに2匹ともすっかり仲良しになった。

おびえることもなく、攻撃することもなく、ただすんなりと受け入れた次元。
何の戸惑いも恐れもなく、まるで生まれた時からずっと一緒にいるような感じで次元になついたほおづき。
次元のやきもちを心配していた私が、仲良くする2匹に放置されて逆に(?)やきもちをやくという始末🤣
私の不安は見事に消え、胸躍る結果になった初対面の日の出来事。

お兄ちゃん大好きっこになったほおづき

ほおづきを家族として迎え入れてからも、次元は相変わらず甘えん坊だった。
そんな次元にいつもピタっとくっついていたいほおづき。
次元とほおづきで私の取り合いになることを密かに楽しみにしていたのに、全然取り合ってくれなかった😭

ほおづきもまた、手のかからないコだった

次元も手のかからないコだったが、ほおづきもまた、手のかからないおりこうさんだった。
トイレもきちんと使えるし、つめきりもスムーズにさせてくれた。
唯一、困ったことは革製品でつめを研いだこと😅
毎回ではなかったけど、たまーに私のお気に入りでつめ研いでたね。
バッグが数個、押し入れで小物入れになっていた(笑)。
今となってはいい思い出。
当時も笑ったもんね。
だって猫だもの。
しょうがないものね😉

一目惚れだったんだ

ほおづきを家族として迎えいれることにしたのは次元を思ってのことではない。
よくいう『 1匹で留守番させるのはかわいそうだから兄弟猫として2匹目を 』ではない。
実は・・・私のひとめ惚れだった。
次元はいわゆる普通の短毛の雑種で、ほおづきは次元よりも少しだけ毛が長かった。
フワフワの毛がなんともかわいらしく、見ているだけでほっこりした。
そして極めつけが、鼻の下の少しズレたおヒゲ模様😍
見るたびに「 ズレてんなぁw 」ってほくそ笑んでしまうほど愛らしい姿に釘付けになった。

およそ10年後、ほおづきは放射線治療の影響で鼻筋を含む鼻周辺の毛が抜けてしまった。
最期まで生えそろうことはなかった。
愛しいおヒゲは白い毛に生え変わってしまい、ズレちょびヒゲではなくなった。
だからといって愛情が冷めることはなく、おヒゲにひとめ惚れはしたけれど、おヒゲがあろうとなかろうとほおづきはいつまでも私の大切なほおづき。

🤗②もあります
「 ほおづきを思う②「永遠の12歳?」2009年4月・5月の思い出写真 」https://jihonaen.conohawing.com/nijinohashi-hooduki-2/

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